治療院AIハンドブック 無料で受け取る 面談に申し込む
‹ 目次に戻る

2冊目 読む時間 約10分

Claude Codeってなに?

文章のAIとの違い。治療院だと、具体的に何が変わるのか。

2冊目で分かること

  1. 1 1冊目で出てきた 「パソコンの中で働くAI」 とは何か
  2. 2 コピーして貼る手間がなくなると、何が変わるのか
  3. 3 それを入れると、先生の1日がどう変わるのか

1. まず、先生の1日を数えてみてください

こんにちは。治療院ネクストの加藤です。

いきなりですが、思い出してみてください。

先週、施術以外のことに、何時間つかいましたか?

紙に書き出してみてください。たとえば、こういう項目です。

ブログを書いた インスタの投稿文を考えた 口コミに返信した LINEの一斉配信の文を練った 月末の売上をエクセルにまとめた

数えてみると、たいてい思っていたより多いはずです。

しかも、これ全部 1円にもなっていない時間 です。 患者さんは診ていない。技術も上がらない。でも、やらないと院がまわらない。

ひとり院の先生は、ここを全部ひとりでやっています。 だから夜にやる。休みの日にやる。そして、続かなくなってブログが止まる。

その時間を減らす話を、これからします。

2. 1冊目の表の、いちばん下の話です

1冊目で、AIには種類があるとお伝えしました。もう一度だけ出します。

種類

何をしてくれるか

文章のAI 書く・直す・まとめる・答える

絵のAI イラストや画像を作る

声のAI 文章を読み上げる/声を作る

パソコンの中で働くAI

文章を書いて、保存して、整理までする

ここでは、そのいちばん下の話だけをします。 その道具の名前が Claude Code(クロードコード) です。

● 上の3つと、何が違うのか

ChatGPT のような「文章のAI」は、とても便利です。1冊目で試していただいたとおりです。

ただ、できるのはそこまでです。

出てきた文章は、先生が自分でコピーして、自分でブログに貼りにいく。 ファイルを開くのも、名前をつけて保存するのも、フォルダに入れるのも、全部先生の手作業です。

「相談にはのってくれるけど、手は動かしてくれない人」

そんなイメージです。

● Claude Code は、手を動かします

Claude Code は、先生のパソコンの中に入って、直接作業してくれるAIです。

ファイルを開く 文章を書く 名前をつけて保存する フォルダを整理する インターネットで調べる

これを、まとめて全部やってくれます。

コピーして、貼る。

この往復が、まるごと無くなります。

「たったそれだけ?」と思われたかもしれません。 でも、この往復こそが、いちばん続かない原因です。あとで理由をお話しします。

3. たとえるなら、こういうことです

文章のAI(ChatGPTなど)Claude Code
できること相談にのる・答える相談にのって、作業までやる
場所ネットの中先生のパソコンの中
ファイルの保存先生がやるAIがやる
たとえるなら電話で相談できる先輩院に来て働いてくれるスタッフ

治療院で言えば、こういう違いです。

文章のAI = 電話で「この患者さん、どう対応したらいい?」と聞ける先輩 Claude Code = 受付に座って、実際に電話に出て、予約を書き込んでくれるスタッフ

どちらが助かるかは、言うまでもないと思います。

4. 治療院だと、具体的に何が変わるのか

ここがいちばん大事なところです。 「AIってすごいらしい」で終わらせないために、先生の院で起きることを具体的に書きます。

● ブログ

今まで: ネタを考える → ゼロから書く → 見出しを整える これから: 「腰痛で来た50代男性の症例をブログにして。専門用語は使わずに」とお願いする → 下書きが数分 で出てくる → そこから先生が手直しして完成

※ 手直しの時間は別にかかります。ゼロが埋まるまでが速い、ということです。

ゼロから書くのと、直すのとでは、しんどさが全然ちがいます。

● 口コミへの返信

今まで: 何を書けばいいか迷って、後回しになる これから: 口コミの文をそのまま渡して「うちの院らしい言葉で返信文を作って」とお願いする → 数十秒で3案 出る → いちばん近いものを選んで直す

しかも一度「うちの院らしさ」を覚えさせれば(4冊目でやります)、毎回同じ雰囲気で返せます。

● LINEの一斉配信

今まで: 送る内容を考えるのに40分。結局送らない月もある これから: 「9月の予約が空いている。押しつけがましくない案内文を3パターン」→ すぐ出る

● インスタ・ショート動画

今まで: 投稿文とハッシュタグを毎回考える これから: 動画のテーマを伝えるだけで、投稿文・ハッシュタグ・サムネの文字案までまとめて出る

● 月末の数字まとめ

今まで: エクセルとにらめっこして1時間 これから: 予約データのファイルを渡して「今月の新患数とリピート率を出して。先月と比べて」→ 表にして出

してくれる

ここは特に大きいです。 数字を見るのがしんどいから見ない、という先生はとても多い。 AIにやらせると、見るのが5分になります。見ると、打ち手が変わります。

そして、これは文章のAIには頼めません。

先生のパソコンの中にあるファイルを、開いて読む必要があるからです。

● 問診票・院内の説明文

「回数券の説明を、押し売りに聞こえない言い方で」 「初診の方への注意事項を、A4一枚にまとめて」

こういう「作らなきゃと思って3年放置しているもの」が、その日のうちに片づきます。

5. さっきの「コピーして貼る」の話にもどります

なぜ、あの往復がそんなに大事なのか。

理由はシンプルです。

人は、めんどうなことを、やめるからです。

ブログが止まる先生は、書けないから止まるのではありません。

「書いて、コピーして、ログインして、貼って、画像を選んで、公開する」

——この一連が重いから、来週にまわす。そして止まる。

Claude Code は、この重さを削ります。 1回あたり10分の差でも、続くか止まるかの差になります。

発信は、うまさより回数です。 続いた院が勝ちます。

6. 「黒い画面」がこわい先生へ

正直にお話しします。

Claude Code は、もともと 黒い画面に文字を打ち込んで使う道具 でした。 これを見た瞬間に「無理」と思う先生が、たくさんいます。私も最初はそうでした。

ただ、いまは パソコンのアプリ版(デスクトップアプリ) があります。 LINEやZoomと同じように、アイコンをダブルクリックして開くだけです。

見た目は、ふつうのチャット画面です。 LINEのトーク画面に、お願いごとを打ち込む。それだけです。

黒い画面は、使わなくてもかまいません。

このハンドブックでも、アプリのほうを中心にご案内します。

7. お金の話(正直に)

きれいごとを言ってもしかたないので、はっきり書きます。

かかるお金

月20ドル(日本円でおよそ3,000円前後。為替で変わります)

これが「Proプラン」という契約です。 無料のプランでは Claude Code は使えません。 ここは押さえておいてください。

(もっと本格的に使う「Maxプラン」は月100ドル〜ですが、先生にはまず必要ありません。 Proで十分です。)

この金額を、どう見るか

先生の1時間の単価で考えてみてください。

自費で6,000円の施術を1時間でやっている先生なら、1時間=6,000円です。 つまり、月に30分ぶんの事務が減れば、それでもう元は取れます。

どれだけ減るかは、使い方しだいです。まったく使わなければ、ただの3,000円です。 そこは正直に書いておきます。

もちろん、使わなければただの3,000円です。 だからこのハンドブックは、「使えるようになる」ところまで書いてあります。

8. できないこと・気をつけること

1冊目でもお伝えしましたが、大事なので繰り返します。

● 施術はできません

当たり前ですが、患者さんの体には触れません。 AIができるのは、先生が施術に集中できるように、まわりを片づけることだけです。

● まちがえます

「それっぽいけど、事実じゃないこと」を、堂々と書いてきます。

出てきたものは、必ず先生の目で確認してください。

とくに、体の話・症状の話・効果の話は要注意です。 書いてはいけない表現(治る、必ず治る、など)の線引きを、AIは分かっていません。 しかも、資格によってかかる法律が違います(→ 付録D)。

● パソコンの中で動くぶん、注意も要ります

Claude Code は、先生のパソコンのファイルを触れます。 便利な反面、「消して」と言えば消せてしまうということでもあります。

こわがる必要はありません。触っていい場所を1つ決めて、そこだけで使う—— このやり方を、次の3冊目でご案内します。

● 患者さんの情報は、そのまま渡さないでください

氏名・住所・電話番号・カルテの中身などを、そのまま打ち込むのはやめてください。 A様・B様に置きかえるなどのやり方があります。

くわしくは 付録C にまとめました。実際に使い始める前に、必ず読んでください。

9. 最後に、これだけ覚えて帰ってください

腕はそのまま。変えるのは、施術していない時間の使い方だけです。

技術がある先生はたくさんいます。腕は、みんな一定以上あります。 その中で選ばれるかどうかは、患者さんに届いているかどうかで決まります。

届けるためには、書かないといけない。発信しないといけない。 でも、その時間がない。だから止まる。

Claude Codeは、そこを埋める道具です。

2冊目でできるようになったこと

  • Claude Code は「パソコンの中で働くスタッフ」だと分かった
  • 文章のAIとの違い(コピーして貼る手間がない)が説明できる
  • 自分の院のどの仕事を任せたいか、1つ思いついた
  • 月3,000円くらいかかることを理解した
  • パソコンの中を触るぶん、使う場所を決める必要があると分かった

明日の一歩

紙でもスマホのメモでもいいので、こう書いてください。

「私がAIに、いちばん最初にやらせたい仕事は ○○ だ」

1つだけです。ブログでも、口コミ返信でも、数字まとめでも構いません。

これを決めておくと、3冊目で実際に動かしたときに、 その場ですぐ試せます。 「入れたけど何をしていいか分からない」が、いちばん多い脱落ポイントです。

次は3冊目です

次は、いよいよ 実際にパソコンに入れて、動かします。

用意しておくものは、この2つだけです。

パソコン(Windows 10以降/Mac は macOS 13以降)

メールアドレス

それだけです。では、3冊目でお会いしましょう。

読んでいて分からないところがあったら、公式LINEでそのまま聞いてください。

分からないところは、LINEでそのまま聞いてください。

画面の写真を送っていただいてもかまいません。私が返信します。

「うちの院だと、どこから?」

オンライン30分・無料でお聞きします。売り込みはしません。