Vol.03
院の文章をAIに書かせる
問診票・注意書き・同意書のたたき台。ゼロから書いていた時間を、AIに丸ごと渡す。
先生が「治療以外」で一番時間を取られているもの。それは、文章だ。
問診票の項目。施術後の注意書き。同意書。休診のお知らせ。どれも、書き出すと手が止まり、気づけば30分溶けている。この作業を、まず消す。
AIに文章を書かせる基本の型
うまく書かせるコツは、たった3つを渡すことだ。
- 誰に:どんな患者に向けた文章か(例:腰痛で初めて来院する40代)
- 何のために:その文章のゴール(例:施術後に安静にしてもらう)
- どんな雰囲気で:院のトーン(例:やさしく、でも要点は明確に)
この3つを添えて頼むだけで、返ってくる文章の質が段違いになる。
そのまま使える頼み方(コピーして試せ)
整体院の院長です。腰痛で初めて来院した患者さんに渡す「施術後の注意書き」を作ってください。 目的は、当日は激しい運動と長風呂を避けてもらうこと。 やさしく、でも要点がはっきり伝わるトーンで。箇条書きで、A5の紙1枚に収まる量でお願いします。
返ってきた下書きを読んで、院に合わない部分だけ直す。ゼロから書くのと、直すだけ。どちらが速いかは、やれば分かる。
一度作ったら、使い回す
AIに作らせた文章は、先生の院の「型」になる。
- 症状別の注意書き(腰痛用・肩こり用・膝用……)
- 初回・リピート別の案内
- 季節のお知らせ(梅雨のだるさ、夏の冷え、年末年始)
一度型ができれば、次からはそれを少し直すだけ。作るたびに、先生の院の資産が増えていく。
医療広告のルールには気をつけろ
ひとつ大事な注意。患者向けの文章では、「治る」「必ず効く」といった断定や、行き過ぎた表現は避ける。医療広告のガイドラインに触れる恐れがある。
AIが書いた文章も、ここは先生の目でチェックする。AIは下書きを速く出す道具であって、最終責任は先生にある。「AIに書かせて、先生が確認して出す」——この順番を守れば安全だ。
次のVol.04は、患者対応のスピードを上げる。LINEの返信と、口コミへの返事だ。溜めがちなあの作業を、型で片付ける。
今日のひとこと:文章はゼロから書くな。AIに下書きさせて、先生は直すだけにしろ。