Vol.09
仕組み化する
繰り返す作業は、毎回頼むな。「いつもの頼み方」をテンプレにして、ボタン一つの感覚に近づける。
先生はもう、AIに色々な仕事を頼めるようになった。だが、頼み方を毎回ゼロから打っているなら、まだ半分だ。
繰り返す作業は、“仕組み”にする。 これがVol.09のテーマだ。
「いつもの頼み方」を、テンプレにする
先生が繰り返し頼むことは、だいたい決まっている。
- 今日の施術の話を、投稿文にする
- 新しい患者向けの注意書きを作る
- 口コミへの返信を作る
- 月末に、数字を相談する
これらの「頼み方(指示文)」を、毎回打ち直すのはもったいない。一度うまくいった頼み方を、そのまま保存しておく。次からは、それを呼び出して、中身だけ差し替えればいい。
たとえば投稿用なら、こんな”ひな形”を保存しておく。
【投稿づくり】今日患者さんに話した内容:(ここだけ毎回書き換える) これを、当院のInstagram向けに、いつものトーンで整えてください。専門用語は避けて、最後に保存を促す一言を。
書き換えるのは1行だけ。あとは毎回同じ。考える手間が、ほぼゼロになる。
よく使う頼み方を、ストックする
先生の院でよく使う指示文を、メモアプリでもいい、一か所に貯めておく。
- 投稿づくり用
- 注意書き用
- 口コミ返信用
- フォローLINE用
- 数字相談用
これが増えるほど、先生の「AI活用マニュアル」になる。ツールによっては、この”よく使う頼み方”をコマンド一つで呼び出せる仕組みもある。どこまで自動化できるかは、先生の環境に合わせて面談で組む。
仕組み化は、「先生じゃなくてもできる」を作る
ここが、最も大事な点だ。
頼み方が仕組みになれば、その作業は「先生じゃなくてもできる仕事」に変わる。将来スタッフを雇ったとき、家族に手伝ってもらうとき、そのまま渡せる。
院長の仕事は、手を動かすことじゃない。仕組みを作って、手放すことだ。AIの仕組み化は、その練習でもある。
最終回のVol.10では、ここまでの全部を束ねて、「先生専用のAI秘書」を完成させる。そして、その先の話をする。
今日のひとこと:繰り返す作業は毎回頼むな。頼み方を保存して、書き換え1行にしろ。